ルーフバルコニーの楽しみ方と注意点

ルーフバルコニーの楽しみ方と注意点

中古マンションを探している時「ルーフバルコニー付き物件」を見かけ、気になった経験はありませんか?

開口部が広くなり、空が見えて開放的、日当たりが良い、部屋が広々と見えるなど様々なメリットのあるルーフバルコニー。この記事では、そのルーフバルコニーの楽しみ方に加え、正しく使うための注意点をまとめました。

ルーフバルコニーとは

別名:ルーフテラス、ルーフバルコニー

下の階の屋根部分を利用したバルコニーのこと。通常のバルコニーと同様、専有部分ではなく「共用部分」にあたります。その共用部分を居住者が専用使用ができます。通常のバルコニーよりもかなり面積が広く、開口部から手すりまでの距離も離れているため、お部屋からの開放感や日当たりが良く感じることが特長です。

ルーフバルコニーの楽しみ方

ガーデニングや家庭菜園

日当たりがよく、広々としたスペースを使って自分だけのガーデニングができます。通常のバルコニーでは栽培しづらい野菜・果物も育てやすいので、栽培の幅が広がります。

広々とした空間でリラックス

ソファーやベンチ、日差しを避けるシェードを設置することで自分だけのラウンジを作り上げることができます。朝日を浴びながらのモーニング、休日はゆっくりティータイムを楽しむのもオススメです。

友人を呼んでBBQ

部屋と直結しているので簡単にBBQができます。自宅で気軽にアウトドアができるのはルーフバルコニー付き物件ならではです。

徒歩0分のテラスバー

昼はランチ、ティータイムの利用にももちろん使えますが、夜も家で作ったカクテルを片手に夜景をたのしめるかもしれません。照明を設置して自分自身の空間を楽しめます。

子供のプール場にも

広々としたスペースがあるので、プールの置き場所にも困りません。遊び終わったあと大量の水を流してしまうと苦情の元になるので、水の処理には気をつけましょう。

優雅に家から花火鑑賞

遮る建物がなく会場方面に向いた部屋の場合、家にいながら花火を鑑賞できます。友達を招いて人混みに巻き込まれずにゆったりと花火をみるのもいいですね。

一気に洗濯物を干せる

日当たりの良い広いスペースを使って、晴れた日は一気に洗濯物を干すことができます。人数の多いファミリーでも暮らしやすいでしょう。

ルーフバルコニーの注意点

マンションの規約上できないこともある

先に書いたように、ルーフバルコニーは単独で所有権がある「専有部分」ではなく、「共有部分」です。NPO法人全国マンション管理組合連合会「中高層共同住宅使用細則モデル」の第3章11条「バルコニー専有部分の屋上テラスでの禁止行為」では、ルーフバルコニーの使用は以下のように定められています。

第11条 バルコニー等の専用使用権者は、バルコニー及び屋上テラスにおいて、 次の各号に掲げる行為をしてはならない。

一 煉瓦、モルタル、コンクリート及び多量の土砂による花壇等(芝生を含む)の設置又は造成

二 家屋、倉庫、物置、サンルーム、ビニールハウス、縁側、遊戯施設その他の工作物の設置又は築造

三 アマチュア無線アンテナ、音響機器及び照明機器等の設置

四 緊急避難の妨げとなる物品の設置又は放置

五 手すりを毀損し、又は落下のおそれのある物品の設置若しくは取付け

六 多量の撒水

七 その他バルコニー及び屋上テラスの通常の用法以外の使用(原状回復義務等)

引用: NPO法人全国マンション管理組合連合会「中高層共同住宅使用細則モデル」

つまり、

・花壇の設置、造成

・倉庫や物置、ビニールハウスなど施設の設置

・アンテナ、音響機器や照明機器

・緊急避難の妨げとなるものの設置、放置

・手すりを壊すようなものの設置

・多量の撒水

などは禁止されています。

4つめの「緊急避難の妨げとなる物品の設置又は放置」が禁止されている理由は、ルーフバルコニーは緊急避難通路と定められている場合が多いためです。これは、ルーフバルコニーに限らず、通常のバルコニーにおいても同様です。

以上は標準的な管理規約でしたが、マンションの分譲時やそれ以降にできた独自の規約によって禁止されているものがあるケースも。また、使用料金が発生する場合もあります。

ルーフバルコニーでやりたいことができるかどうかや、料金について、仲介会社の担当者に確認をしておきましょう。

掃除などのメンテナンスが必要

ルーフバルコニーは雨風により家の中よりもゴミが溜まりやすい傾向にあります。そんな中掃除を怠ると排水管が詰まってしまい、自分たちだけでなく階下の住民にまでも迷惑をかけることになってしまいます。

また、居住者の管理不足で水のトラブルが起こった場合には、自分で修理費用を負担しなくてはならないこともあるので、定期的なメンテナンスが必要です。

特に人工芝、タイル、ウッドデッキなどを地面に敷き詰めていると、排水がうまく行きません。排水には注意を払いましょう。

 

最後にルーフバルコニー付きの物件を紹介します。家探しに、「ルーフバルコニー」という判断軸を追加してみてはどうでしょう。